人の力になれた

 HOPEはやさしく暖かな心の持ち主の集団です。

学生講師は、HOPEに来る時間をアルバイトに費やすことも出来ました。

 生徒のために時間を惜しまず、生徒と一緒に考えながら勉強を教え、解ったときは一緒に喜んでいます。

  勉強も自己表現も苦手だった生徒が、1年後には大人のような話し方が出来るほど、落ち着きが出て大きく成長しました。その生徒はHOPEに来るのが楽しいと言ってくれました。

  HOPEの人達とかかわることが出来て、不安や葛藤が和らいだのではないかと思います。勉強を教わっただけでなく、大切なことを感じ取ってもらえたようです。学生講師の皆さんも、ベテラン講師同様に生徒に合わせながら試行錯誤してきた結果だと、頭が下がります。

 ありがとうございました。

  卒業し出身地に戻る人もいてそうそうあえなくなりますが、高崎に来たら是非寄って下さい。

 卒業おめでとうございます。

野中浩平 H26年度卒業

  HOPEの授業では子供の成長のスピードに感心しながら、楽しく時に厳しく指導していきました。これからのみんなの活躍が楽しみです。またHOPEの先生方、同年代の大学生講師との出会いは非常に刺激的だったと思います。技術的な勉強の教え方というよりも、どう接すればよいか考えるという心の在り方、意識が重要だと学びました。

  これからはこの感謝の思いを仕事へのモチベーションとしつつ自分自身の成長のため向上心をもって取り組んでいきたいと思います。

石垣賢  H26年度卒業

 私は、HOPEの経験を通して、二点学ぶことができました。

  一点目は、生徒との接し方です。

 HOPEに通う生徒はおとなしい子が多く、初対面のときはうまくやっていけるか不安でした。

 しかし、毎回接していくうちにやりとりがスムーズになり、授業も集中したものにすることができました。この経験が今後、教職に就いたとき、いきてくると思います。

  二点目は、人と人のつながりの大切さです。

 ただ生徒に勉強を教えるのではなく、先生方・大学生が一緒になって、多様な面から生徒へのフォローをすることができたと思います。

 HOPEでの経験から、人と人とのあたたかいつながりの大切さを学ぶことができたので、今後も人とのつながりを大切にしたいと思います。

津田歩 H26年度卒業

  Hopeで学んだことは、主に2つです。

   1つは、生徒の主体性が最も重要であることです。というのも、講師を始めた頃は、教えよう教えようと必死になり、自らああしなさい、こうしなさい、こうしたほうがいい、というように生徒に指示していました。しかし、案の定生徒の反応はよろしくなく、どうすればいいか、と悩んでいました。そんな中、他の教員の方に相談したところ、自分中心で生徒をまるで無視していたことに気が付きました。それからは、あくまで生徒中心であって、学習する範囲は生徒が決め、自発的に質問してもらうようにしました。とはいってもこのスタイルが良いとは限らず、まだまだ改善の余地があると思っています。

 

  2つは、様々な世代の人と関わる重要性です。Hopeには、定年退職をされた方から中学生まで様々な年齢の方がいらっしゃいます。また、私のような学生講師も意識が高く自分の意思をもった学生が多いです。そのため、一緒にボランティアをしていて清々しいです。大学生というと、サークルやゼミなど、同世代の人と関わる機会は多くありますが、そこで得られるもの以上のものが、ここでは得られたのではないかと思います。

   Hopeでボランティアができて、本当に良かったです。

高江 H25年度卒業

  私は、学習塾HOPEで約2年間お世話になりました。

  東日本大震災後、ボランティア活動に興味を持ち、一人間として社会で役に立てることはないかと考えるようになりました。その時に大学近くで教育支援のボランティア活動を行っていることを知り2012年5月からボランティア活動に携わりました。参加する前は、教職の授業を一つも受けていなかったのに教えることがてきるか?、途中からボランティア活動に参加して生徒に受け入れてもらえるのかといった不安がありました。

  実際活動に参加して、HOPEには素直な生徒が多く、直ぐに打ち解けることが出来ました。生徒との距離も縮まるにつれて、HOPEの活動に楽しく携わらせて戴きました。また、これまで得た知識を教えることにより、教える力や考える力が養われ、一回りも二回りも成長できたように感じます。

  HOPEの活動に携わって行く中で、生徒一人ひとりに個性があってどのように教えたら理解してもらえるのか常日頃考えていました。大学を卒業して旅行会社に勤めている今、ニーズを汲み取りお客様への親身な対応へと繋がっていると感じております。

  生徒や教職員OB・OGとの交流もあり、生き甲斐と同時に社会の一員としてボランティアに携われたことに感謝しています。

  結びに、このような機会を与えていただいた皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

石関瑛理 H24年度卒業
 HOPEに関わって、一番得られたと思うのは、色んな人との「出会い」です。

 まず、講師との出会い。同世代の大学生の講師には、ボランティアに携わる姿勢や、将来への考え方など、たくさんの刺激をもらいました。また、教員OBの講師の方々には、様々な知識と経験を話していただき、自分が目指す教員への道を応援していただきました。

  そして、子どもとの出会い。久しぶりにHOPEを訪れた際、大きく成長した子どもたちを見て、自分が教えた子が成長することはこんなにも嬉しいのかと、改めて実感しました。エネルギーをもらえる子どもとの出会いには感謝でいっぱいです。 

本夛悠揮 H24年度卒業

  HOPEで学んだことは、色々な先生方の指導を見ることができたことです。特に、学校の現場を退職された先生方の授業は本当に勉強になりました。

  導入、展開、まとめの仕方だけでなく、その子の実態にあわせたきめ細かい指導に驚きの連続でした。

  今、HOPEで学んだことを生かして、学校の授業を行っています。

 HOPEの先生方のように尊敬される先生になりたいと思っています。